コラム

イタリア的 良い女とは?

karakimami

異性の魅力について「女は若くないとね」と、ことさら女性の若さに重点を置く日本の社会、

などと自他共に指摘されて久しい日本ですが、程度の差こそあれ若い女性がモテるのはどの国でも見られる一般的な現象でしょう。

ただし女性のどこに惹かれるのか、これは各国様々です。中国の纏足やヨーロッパの鉄や鯨のひげでできたコルセットなど、性的魅力を作り出すために現代ではまるで拷問のような努力をして身体を変形させることも過去にありました。今でも女性は医学や科学の知識を駆使して魅力的であり続けようと不断の努力をしています。

外見的な魅力はともかくとして、先日イタリアの某メディアのサイトにこのような記事が載りました。

『「本物の女と小娘を区別する10の事

本物の女と小娘の違いは単に戸籍上の年齢だけではない。小娘か本物の女か、それを分ける基本的な違いは少なくとも10項目ある。

〔本物の女〕と〔小娘〕の違いは年齢ではなく、人間性や物腰、人生の過ごし方で決まるのである。実際、〔本物の女〕と知り合うことは実に稀である。このような女性は大変若いわけではないし、また熟女だからといって全員が〔本物の女〕というわけでもない。

ではどのような違いがこの二つのカテゴリー間にあるのだろうか?

1) 小娘は軽薄を栄養源とするが、本物の女は知識を糧とする。

小娘は一日をくだらないTV番組を消化することに使うが、本物の女は個性を磨き自分を向上させるための知識を吸収するために時間の大部分を費やす。

2) 小娘は美しい体に取り憑かれているが、本物の女は自分の体を十分把握している。

本物の女は社会が要求する脅迫的な美の基準に屈服しない。スタイルの美醜に左右されず、ポパイのオリーブになるために人生の楽しみを放棄したりしない。自分の体を良く分かっていて、必要な時は自分を制限しつつ、理想のプロポーションになることが人生の一大事かのように生きることはしない。

3) 小娘は外見がかり気にするが、本物の女は内面や外見を総合的に気にかける。

本物の女は見かけにばかり気をとられることはない。自分自身であろうとパートナーとの関係であろうと外見の美の基準に自分を縛り付けることはない。これはパートナーとの関係において肉体的な側面をないがしろにすることを意味するのではなく、互いに愛し合い、思い遣るカップルの感情面と併せて考えることができる女性を意味する。

4) 小娘は欲しいものを強硬に主張し得ようとするが、本物の女は必要なものは一人で手に入れる。

本物の女は欲しいものを手に入れるために我侭を言う必要はなく、特に他人に何かを要求する必要がない。欲しいものがある場合は誰の手も借りず手に入れる術を知っている。

5) 小娘は度を越すことが頻繁にある、本物の女は自分の限界をわきまえている。

小娘は様々な状況で自分の限界を分かっていないことが多く、自己陶酔が支配するままに自分を推し進める。本物の女は自分自身を抑える必要がある場合や最後まで突き進む場合など状況や人間関係を推し量り判断することができる。

6) 小娘は刺激的な服装で挑発的に振舞うが、本物の女は自然体でもセクシーである。

セクシーさを演出するために厚化粧や胸や背が大きくはだけた服は必要ない。本物の女は仕草や言葉、自然にそれと分かる方法でセクシーさ表現する。あらゆる不自然さは厚化粧と同じく色褪せるものだ。

7) 小娘は養われることを夢見るが、本物の女は経済的に自立していることに誇りを持っている

女性解放は多くの女性にとって長い戦いだったが、それは男性が女性を縛り付けていた鎖からの解放だけでなく、女性自身が作り上げた鎖からの解放も意味する。本物の女は自分の生き方を考え、仕事での自己実現やパートナーと豊かな関係を築くことができる能動的な社会人である。

8) 小娘は孤独でいられないが、本物の女は自由というものを良く理解して生きている。

本物の女は満足感を得るために何が何でもパートナーが必要である、ということはない。 成熟した女性としてパートナーと関係を築くことができるので、本当に興味を惹かれる人が誰もいない場合でも、自分が満足するために無理に誰かを必要としない。孤独を恐れない。

9) 小娘は他人の痛みを考えないが、本物の女は違う。

本物の女は人の気持ちを思い遣る、他の人が苦しんでいるときに理解し、その人の気持ちに配慮して苦しみを和らげるように努める。人を傷つけることに喜びを見出すことはない。

10) 小娘はうわさ話に時間を費やす、本物の女は話すことをわきまえている。

本物の女の話は刺激的で、陳腐でハイデッガーの存在論的「誰か」のうわさや陰口ではない。本物の女は人の話を聞く、この長所のおかげで他人の経験を吸収し、また自分自身について熟考して日々成長・進歩することができる。』

さて、イタリア的良い女は参考になりましたか?

文化や社会の違いに関係なく、人に好かれて必要とされる人間になりたいものですね。

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