コラム

「暑いからと言ってどこでも泳いで良いわけじゃない!」

karakimami

 ツィートなどでもお伝えしている通り日本も暑いがイタリアも暑い!のです。気象予報から高温注意報がイタリア各地で鳴りっぱなしです。昨年も暑くしかも水枯れの問題にローマ市は大変でしたが今年はその手の報道がないので少し安心でしょうか。

 因みにイタリアでは気象レーダーは軍の管轄なので気象予報は厳つい軍服を着た軍人さんが出てきます。

 ~ 閑話休題 ~

 さて毎年この時期は路上セックスするカップルや平然と裸でショッピングをする女性が出てきたり、ローマのナヴォーナ広場で噴水に入っちゃう観光客が続出します。真面目に夏の風物詩になりそうな勢いです…で、今回はヴェネツィアで水浴びをする観光客の話題をお届けします。

『ヴェネツィア、フランス人観光客がサン・マルコ広場の前で海水浴。ゴンドラ乗りが大声で叱る。』

 ゴンドラ乗りはツアーから戻りながら問題の観光客二人が突堤の桟橋から服を着たまま飛び込むのを目撃した。彼は見て見ぬふりをするのはよそうと決心した。 この事件が起こったのは8月2日の木曜日だった。観光客二人は服を着たまま泳いだ後、小さな桟橋で寛いでいた。その時ゴンドラ乗りがいい年をした二人に言った:「サン・マルコ広場にいるって分かっているのか?」二人がイタリア語を分からないのを見て、ゴンドラ乗りは出身地を訪ねた、フランスだと分かるとちょっと巻き舌のフランス語で説明した「この街で最も由緒ある場所にあんた達はいるんだ。海水浴なんかもってのほかだ。」でもフランス人二人はどんな反応も示さなかった。

 ヴェネツィアでは水浴び(海水浴)は大変厳しく禁じられている、違反した場合は300€(約38,000円)という高額な罰金を払うことになりかねない。夏が過ぎたら議会で都市警察の新しい規則が認められる見通しだ。これで運河での入浴行為はDASPO(スポーツ関係の建物やスタジアムで過度の訓練が暴力行為にならないように設けられた規制)に該当することになるだろう。

                       (訳ここまで)

 「旅の恥は搔き捨て」なんて恥ずかしいと思わせられるエピソードでした。

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