コラム

「イタリア式・暑さを乗り切る方法」

karakimami

最近の日本の夏は猛暑ではなく酷暑といっても過言ではないのではないでしょうか。矢のように肌に刺さる太陽光線と暑さに打ちひしがれて毎日をなんとかしのいでいる人は多いと思います。

今夏はイタリアも40度近くまでいくのではないかと予想されている猛暑に見舞われています。長期予報によるとイタリアのみならず、ヨーロッパの大部分が強烈な暑さに覆われるとか。

さて、そのような暑さをエコに乗り切るための記事がCorriere della Seraに載っていました。

「クーラーなしで乗り切る12の方法

暑い… でもクーラーは使わない。 なぜなら…持っていないから、あるいは人工的な寒さは苦手だから、もしくは電気代を節約したいから。

蒸し暑さにパニくる必要はない、ちょっとした工夫と《トリック》で家の中を涼しくできる。

⑴ 窓は閉じておくこと

鎧戸、ガラス窓、カーテンは閉めておく、この方法は陳腐に思われるかもしれないけれど暑さの大部分は窓から入ってくる。だから閉めておくことで室温をいくらか下げることができる、特に南や西向きの窓に有効。

⑵ 各部屋のドアは日中閉めて、夜に開放すること

各部屋のドアは屋内で涼しい空気を保つために閉じておく方が良い。でも寝る前にはドアを開放して、こうすれば涼気が家の隅々にいきわたる。

⑶ 扇風機と氷を組み合わせる

扇風機の風が生暖かい?大きめのおわんに氷を一杯盛って、扇風機の前に置く。こうすれば氷の蒸気と扇風機の風が一緒になって部屋中にいきわたる。

⑷ ベッドでも涼しく

使っているシーツの種類に注意すること。さらっとしているコットンのシーツのなかで寝る事(イタリアではベッドに敷物と掛物と両方でシーツを使います)。一方枕に関しては、そば粉を詰めた枕が空気を通すので体の熱が枕にこもらず、さらっとして快適。

⑸ 天井に取り付けた扇風機を時計と逆回りに回すこと

あまり知られていないことだが、天井扇風機は季節によって調節する必要がある。夏には扇風機の羽は左回り、空気を下に送るように回すこと。こうして涼風を確保できる。

⑹ 体温に留意すること

家を涼しくすることばかりに気をかけないで、体温にも気を配ることは重要。冷たい飲み物を飲み、濡れタオルを首や手首に巻いて、涼しい服装をすること。

⑺ 換気扇はシャワーの後で点ける

シャワーの後、湿気を防ぐために換気扇を点けるのを忘れないように。同様に台所でも調理後は熱気を外に出すために換気扇を点ける事。

⑻ 冷え枕

安眠のために冷え枕を使う。同様に水を入れたボトルを冷凍庫で冷たくして足元に使う。この方法ベッドでも涼しくいられる。

⑼ 夜窓を開ける

夕方にかけて気温が下がったら、窓を開けて屋内に気流を作ること。夜が明けて気温が上がる前に窓を閉めるのを忘れないように。

⑽ 明りのことも考慮する

ランプの明り、これも部屋を暑くする熱源の一つ。でも白熱灯より蛍光灯のほうが何倍も放熱しないことを覚えておこう。

⑾ オーブンを点けないで

料理をしなければいけない、例えば庭でバーベキューとか台所でオーブンを使いたいとき。 もちろん、グリルやオーブンの近くの人は少々熱い思いをするだろうが、他の人が涼しくて快適でいられるのであれば自己犠牲も良いもの。

⑿ 長期の投資をする

ここまでの方法で不十分なら、長期の投資をするべき。例えば断熱フィルムを購入して窓に貼り付ける。あるいは単純に日よけを置くとか植物を増やす。」

日本の蒸し暑さだと不十分かもしれませんが、参考にして夏を涼しくやりすごしましょう!

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