Accademia Italiana

本格的に学びたい方のためのイタリア語教室。アカデミア イタリアーナ

RUBRICA イタリアに関する情報とコラムをお知らせします。 時々イタリアでないことも。

唐木 麻美 )

「もうすぐNatale(クリスマス)!」

もうすぐクリスマスです。イタリア語ではクリスマスのことをNatale(ナターレ)と言います。

語源はラテン語のnatāleで、これは“生まれた”を意味するnātsuから派生した言葉です。nātusは現在のイタリア語でnato、ラテン語と同じく意味は“生まれた”です。クリスマスはイエス・キリストが生まれた日を記念する日で、西洋では12月25日、東洋では1月6日に祝います。キリスト生誕を祝う行事は紀元後333年ごろ、キリスト教徒の注釈のなかで(キリストの生誕を祝う行事を異教徒の新年と年末の祝祭に重ね合わせて対置する内容)に書かれています。実際にクリスマスはローマでは12月25日、エジプトでは1月6日に祝われます。冬至を祝う古代の民衆の儀式やミトラ教に重ね合わせて祝われるようになったため、クリスマスは地域で異なった日が祝祭日になったのです。

ところで、イタリア国内の宗教分布のどのようなものかご存知ですか?

カトリック5億3500万人

正教徒1300万人

ムスリム(イスラム教徒)120万人

プロテスタント75万人

エホバの証人24万8743人

ヒンズー教徒10万8950人

仏教徒10万3千人 ユダヤ教徒3万6千人

モルモン教徒2万2千人                     (Wiki調べ)

などで、人口の90%以上はカトリック教徒です。ヴァチカンがあるから100%カトリックだと思っていたのにこの数字は以外…と思われる方もいらっしゃると思います。Wikiによると近年はモルモン教徒が増え、また難民の流入に伴いイスラム教徒の著しい増加が見られます。仏教徒もいるのかと驚かれるのですが、日本の仏教と同じ様ではありません。

閑話休題

クリスマスを目前に控えた今、美しく飾り付けられた街並みや家々はうっとりするほど魅力的で道行く人々の足並みはウキウキしています。カトリック教徒にとって今は楽しいけれどとても忙しく、プレゼントの選定に頭と懐を痛める時期であります。

今回は毎年恒例(になるかどうかは未定)のクリスマス・プレゼントに関する記事を見てみましょう。

『最新オリジナル(たぶん)クリスマス・プレゼント10選』

ヨガ用リュックからヨットでのバカンス引換プレゼントまで様々なアイデアで勝負!

クリスマスが近づくと毎年そうだが、この時期はプレゼントが溢れている。誰かを驚かせたいと考えている人にとって、今はショッピングをしながら恋人やママ、あるいは女友達に贈るプレゼントを選ぶにあたって様々な選択肢がある。特にオンラインでは、もらった人をびっくりさせるのに完璧で珍しいプレゼントを探し出すことができる。企業はこのトレンドを大歓迎で、流行の物からテクノロジーまで消費者に本当に特別なアイデアを用意している。

ニット愛好家にとって、“We are knitters”は冬の大ニュース:2011年マドリードでMaría José MarínとAlberto Bravoが始めたニット・プロジェクトで、今ではイタリアでも購入可能。現在まで世界中(20か国)で2万5千キット売れた。きっとは鈎針編みニット(初めての人も大丈夫)に必要な物が全て詰まった箱で、エコロジーの紙封筒に入っている、価格は53~200€で中には毛糸玉、ブナの木の編み針、パターン、ウール用針。

もしあなたがソファで熱心に編み物をするというアイデアが気に入れなければ、ブティックで素敵なセーターを買うようにしよう。もちろんありふれたセーターではダメ。もっと良いのはハイチ系イタリア人のデザイナーStella Jeanがベネトンのためにデザインしたカプセル・コレクションがある。ごく最近ブティックに置かれるようになったものだ。ヴェネト地方のブランド・アイコンであるニットのデザインは民族調でカラフルだ。

スポーツ愛好家にはNo Ka' Oiのリュック(321€)のようなヨガ用リュックが良い。ジップで開閉する前面、側面にはコルセット・スタイルの細紐を配置し、後ろの部分は2つに仕切られていて、一つはヨガ用マット収納用、もう一つはヨガ練習用の小マット収納用。

香水はあまりにもありふれている?もちろん違う、上質なリキュールとワインのようなmillesimateのフレグランスを選べばね。それは最高級の製品を作り続けたからこそ得られる最高級のエキス。数ある香水の中にLaetitia di Rancè 1795はベルガモット、マンダリンオレンジ、オレンジの花の有名なエッセンスを使った東洋風な香りもある。

最後にユニークなアイデアとして、もしプレゼントを贈る相手が流行やテクノロジーが好きであれば“触覚手袋”(日本で言うタッチパネル対応手袋)と呼ばれるウールの手袋が良いだろう。10本の指の部分に配置されたセンサーにより、はめたままでタブレットやスマホを操作することが可能になる。多種多様な種類やデザインがあり、値段も様々でアマゾンでも購入可能。

さあ、男の世界に行ってみよう。

いつも繋がっていたい男たちのために、興味深いニュースがある:smartwatch Vivoactive HR。タッチスクリーン・ディスプレイは手首から心臓のデータを明らかにし、歩数やカロリー、上った階段の数を数えてくれる。GPSを内蔵し、5気圧まで防水、ニュース、e-mail、携帯からのメッセージを伝えてくれる。

彼がスケートボードが大好きなら、この冬のPhilipp Pleinのコレクションから選ぶと良い:丁寧に作られた黒革のリュック、いつもボードを持ち歩くための特製ベルトが付き。

ヨット愛好家のためにはHorca Myseriaでの旅行が素敵なプレゼントになる:Horca Myseriaはヨットでのバカンス・セットを提供している。費用は30€~、プレゼント先へはメールで伝えられる、手付金(内金)としてヨット・スクールのどのような企画に通じて2017年以内に旅行セットを利用すること。

もし彼が古風なスタイルの男(もちろん現代風ツイストで)ならMani del Sudの蝶ネクタイが喜ばれるかもしれない:若いデザイナーRaffaele Stella Brienzaの手作り蝶ネクタイで素材はコットン、ウール、化繊のミックスで手刺繍のフィリグリーが施されている。

最近封切られたばかりでスターウォーズのファンならライトセーバー型の箸がある。

本?オリジナリティに溢れたものならOK、例えばLucia Cuffaroの実用本 'Eco Kit per le Pulizie Ecologiche'(エコロジー掃除用エコ・キット)、基本の5種類の素材で作る15種類の洗剤の作り方が載っている、特に初心者向け。リサイクルと節約のための家庭化学実用書(Macrolibrarsi)は、環境と健康に必要のない物をすべて捨てて、簡単なレシピに従って、生活スタイルを変えることから始める。

バックやベルトは常に喜ばれるアクセサリーだ。ぜんぶもっているすべてを所有する男あるいは女、かつモードの倫理に通じている人は、ゴムでできた製品はどうだろう。中古タイヤや基準に満たなかったタイヤをリサイクルして、新しい命を吹き込まれた製品、例えば自転車や車のエアー・チューブCingommaとNeomenoの工業用ネオプレンとか。

                                                                                                          (訳ここまで)

さて、イタリア的発想のクリスマス・プレゼント・アイデアはあなたの参考になったでしょうか?

それでは、良いクリスマスをお過ごしください。

Notte magica, notte di Natale, nasce il Bambino Gesù e, con Lui, anche la speranza e la gioia nei nostri cuori. Tanti auguri a tutti! (魔法の夜、クリスマスの夜、キリストが生まれ、そして彼と共に希望と喜びが私たちの心に生まれる。皆にいっぱいの祝福を!)

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