コラム

4歳児保護される

karakimami

日本では母親の育児放棄により幼児二人が餓死するという事件がありました。

日本中がこの悲惨な事件に衝撃を受けましたが、ローマ近郊でも育児放棄の事件がありました。

真夜中に幼い子供の悲痛な泣き声を聞きつけた隣人が国防省警察官(carabinieri)に通報し、駆けつけた警察官が泣きぬれた4歳児を発見したとのことです。

子供の両親は数日前に引越してきたばかりのルーマニア人で、父親は22歳、母親は18歳という若いカップルでした。

彼らは同日の午後4時から子供に食べ物を与えず放置し、警察に捕まった際に「食べ物を探しに行った」と言い逃れをしましたが、養育義務を怠ったとして逮捕され、子供は一時的に隣人女性に預けられました。

この事件では悲惨な結果にならず本当に良かったです。

さて少し前にも子供関係の悲惨な事件がボローニャありました。

21歳の若い母親が自宅で双子の一人を出産し、その生まれたばかりの赤ちゃんを路上のゴミ回収用の大きな容器に捨てました。僅か23週目にして生まれたこの赤ちゃんは生きて病院に保護されました。

一方母親は最初の赤ちゃんを自宅で出産してから数日して二人目を病院で出産しました。2番目の赤ちゃんは体重490グラムの超未熟児で、呼吸器に入れられましたがほどなく亡くなりました。

この母親は両親と姉妹と暮らしていましたが、家族はこの出来事に「妊娠のことなんてまったく知らなかった、本人も知らなかったと思います」また「ちょっと太ったと思いましたが、生活習慣なども以前と同じでした」と警察に語りました。

本人も知らない妊娠って・・・いくらカトリックの国でもこんな言い分は通じないでしょう。

この母親は嬰児殺害未遂の容疑と死体隠匿の罪で逮捕されました。

処女懐胎であろうと夢の中で妊娠したのだろうと子供を出産したら責任を持って育てなければいけません。

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